【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~


その瞬間、響也くんが目を見開き私の泣き笑う顔をジーッと見てきた。

「…その…泣き笑いの顔……」

と、ポツリと呟いた。

私はそんな響也くんにん?と頭を傾ける。


すると真面目な顔で私に

「……なぁ…澪。ちょっと今から2人で話さねぇ?」

私が返事を書こうとペンを握った瞬間。



────ガチャッ!!!


リビングの重たい扉が、ものすごい勢いで開け放たれた。