【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~


─────翌朝


目が覚めると目が重たくて痛い…。

昨日響也くんに言われた冷たい言葉と、最後に寂しそうに呟いた言葉と後ろ姿がずっと頭から離れなかった…。

結局一晩中、ポロポロと涙が止まらなくて泣き続けてしまった私。


はぁ…起きなきゃ…。


私は体にムチを打つと、憂鬱な気分で起き上がり洗面所に向かった。

鏡を見てびっくり…。

目は真っ赤に充血してパンパンに腫れ上がっていたからだ…。


どおりで目が重たかったんだ…。
はぁ…こんな日に限って休日だし…みんなにバレないかな……。
とりあえず…ちゃんとご飯作らなきゃっ


嫌なことを考えては、また悲しくなる気持ちに小さく頭を振って考えるのをやめた。


朝食を用意するために今日もキッチンへと向かう。