【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~


すると、律くんは涙黒子のある目で私を見つめると小さく微笑んだ。


「……澪、あのさ…今日は…あの…朝ごはんありがとう…すごく美味しかった」


そう言って笑う律くんに勇気出して持って行って良かった〜。とほっとした。


【本当ですか?凄く嬉しいです。 明日からも楽しみにしててくださいね?】


私は自分の作る料理を褒められて嬉しくて満面の笑みでホワイトボードを見せると、律くんは少し照れくさそうに笑う。


そして、嬉そうに頷いてくれた。



あまり顔を合わせれない律くんとも、なんとなくだけど少し距離が縮まったような気がして私は嬉しくなった。