【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~


そんないつもの碧くん見て少しだけ安心した。

さっきまであんなに切なそうにしてた碧くんを思い出して、私にはどうしたのかはわからなかったけど…

【大丈夫だよ、気にしないで】

と優しく笑ってホワイトボードを見せた。


すると安心したように顔を輝かせると


「あ〜、もう本当に澪ちゃんだいすきーっ!」


今度は冗談っぽく両手を広げて再び私に抱きつこうとしてきた。

そんな碧くんを横で見てた春琉くんは


「てめぇ、離れろってゆってんだろーが!!」


と、怒り出しドカッと碧くんを蹴って退かすと二人は仲良く言い合いをしだした。


なんだか本当の兄弟みたいで二人のそんな姿がとても微笑ましい。