【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~


そして再びキッチンの後片付けを済ませると

あとは…洗濯物に掃除ねっ!


男の子たちで住んでいただけあって…洗濯物も凄く溜まってるし、あちこち汚れも溜まっていて思ったより大変だった…。


洗濯機を回している間にあちこち掃除機をかけてまわると丁寧に拭き掃除をしていく。


それが終わると洗濯物を干すためにお庭に出る…するとそこにはとても広くて綺麗なお庭が広がっていた。

この寮はどこまでも素敵…

わぁ〜天気も良くて風も気持ちいい…!


洗濯物を干していくと大量に干された洗濯物からは、洗剤のいい匂いが辺り一面に広がっていてその匂いに心が温かくなるととても落ち着いた。


そして、気持ちのいい空気を吸ってキッチンに戻ると…

律くんの部屋の前に置いたはずのトレーがキッチンに戻ってきていた。

あれ…?と思って近づくと

そこには綺麗に食べて空になった食器とメモ用紙が置いてある。

そこには律くんらしい短いけど丁寧な文字が書いてあった。

【おいしかったです】

一言だけのメモだけど、私は食べてくれた嬉しさとおいしかったの一言で心が温かくなって嬉しくなった。

そのメモを大事にポケットにしまった。