【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~


みんなを見送りリビングに戻ると

さっきまでの騒がしさが嘘のような静寂なリビングに少しだけ寂しくなる…。


そして朝食の片付けをする為にダイニングテーブルに目を移すと…そのままの律くんの朝ごはんだけがやっぱり目に入った…。


お腹絶対空くよね…??


心配になった私は余計なお節介かもしれないけど……部屋の前まで届けることに決めたっ。


朝ごはんをトレーにのせて二階の律くんの部屋の前までいくと…

覚悟を決めて小さくノックだけした。

そして部屋の前に朝ごはんをそっと置く。


【おはようございます。
よかったら食べてください】


メモを添えて私は足早にキッチンに戻った。

食べてくれると…いいな…。