【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~


そして、みんなが準備してくれたホワイトボードに感謝の気持ちを書いた。


【おはよう碧くん。ホワイトボードありがとうございます。すごくすごく嬉しいです。】


碧くんに見せると私はニコリと微笑んだ。


「どういたしまして〜」


そう言って笑ってくれた碧くんの返事を聞いて、私は再び料理にもどる。

すると、碧くんは私が料理をしている姿をずーっとニコニコしながら嬉しそうにカウンターで見ていた。


なんだかその姿が気になって質問をする


【どうかしましたか?】


「ううん!料理してる姿ってなんか温かいなって思っただけ〜!」


そう言ってずっとニコニコしている碧くんはその後も私の料理をする姿を機嫌良さそうに見ているだけだった。


そんな姿にニコリと笑い返すと、碧くんは少しだけ耳を赤くさせた。


不思議に思いながらも朝ごはんの仕上げをして、テーブルに並べる準備をすると碧くんは「僕も手伝う!」と、率先して手伝ってくれた。