【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~


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響也side


キーホルダーの事を、まだ聞けてないけど澪の泣き笑う顔を見た時、酷く懐かしく感じた。
俺がテディベアのキーホルダーをあげた時と同じ顔してた…。


澪のことが初恋の子に重なって見えてたのは、本人だからなのか…?

それでずっと葛藤してて酷いこと言って…

ははっ…こんなに近くにいて気付かないとかバカみたいだな。


澪…お前すげぇよ。
昔も今も俺の心を掴むのはやっぱりお前なんだな…。


そして、澪をベッドにそっと置くと布団を優しくかけてやる。


俺は、眠る澪の顔を見つめて髪の毛を掬う…。

昔と違って髪の毛すげぇ伸びたんだな。


そして眠る澪に一言…

「……この間まで酷いこと言って……たくさん傷つけて……ごめん……」


眠る澪の顔を見つめながら、響也は誰にも聞こえないような小さな声でそう呟いたのだった。