─────春琉side お袋がコーヒーの準備をしている間に、パタンッと寝落ちした澪。 「……ったく、危機感ねぇな」 俺は小さくため息を吐くと、あいつの小さな体を抱き上げようとソファに近寄る。 そして澪に手を伸ばそうとした時 「……待って。俺が運ぶ」 横から伸びてきた手が俺の肩を掴んで俺を制止させた。 振り返ると、そこにはいつになく真剣でどこか申し訳なさそうな顔をした響也が立っていた。