うちら4人幼馴染、2人の両片思いたちが不器用すぎる!

今日は夏休みのちょうど真ん中くらいの日。
幼馴染4人組で、海にやってきた!
私は瑠香ちゃんに買われた赤いビキニを着ている。
「はぁー暑苦し―」
瑠香ちゃんはビキニの上の上着を脱いだ。
青いビキニだ……。
周りの男性(知らない人)も瑠香ちゃんをじろじろ見てる……。
「ほら、ながまなも脱いで!」
「いや! 私は脱がない!」
「脱いで!」
瑠香ちゃんに抵抗したが、私は抵抗しきれず……。
「色違いの水着! どうよ?」
瑠香ちゃんは春馬くんと空くんに聞いた。
「似合ってんじゃない?」
春馬くんは手でいいねをしながら、言ってくれた。
「ほら、空は? どうなの?」
春馬くんが空くんに聞いた。
「別に? 興味ねー」
まぁ、そうだよね。期待してた私がばかだった。
「またまた~。本当は、ながまなの水着見たかったくせにー!」
る、瑠香ちゃん⁉ そ、そんなわけないじゃん。
「そんなわけねーわ!!」
ほらね。やっぱり。
でも、一瞬胸のどこかでチクってした。
それは、気のせい……かな?


私たちは海に入り、浮き輪で遊んだりいろんなことをした。
「ながまな、こっちきてー!」
「うん!」
あ、あれ……?
私は上半身に何も感じなかった。
ふと、そこに目を向けると……。ビキニが脱げてる!!
体を腕で隠しながら、周りを見渡すと遠いところにビキニがあった。
絶対に私のだ。でも、今動くのは……。
あ、どうしよう……。
どうするべき? 何が正解?
「おい! これ」
私は声が聞こえた真上を見た。
そこには、空くんがいた。
「な、なんで……」
「別に? そこにあったから。心配してるわけじゃねーからな!」
うん。でも、その優しさを受け取っとくね。
「おい! 受け取れ!」
「うん」
私は受け取った。そして、ビキニを着ようとするが、体が隠せないことに気付いた。
「あのさ……空くん……」
「何?」
「え、な、なんで……」
空くんは私が頼もうとしていた、ことをしてくれていた。
私の体を隠すように周りに立ってくれたのだ。
「困る……だろ?」
「あ、ありがとう!」
私は急いでビキニを着た。
「うん、着れたよ!」
「そ、じゃあ、春馬のところに行くぞ」
「分かった」


一方その頃。その様子を見ていた瑠香と春馬は……。
「いい感じじゃん! さすが私!」
「なんで?」
「はぁ? 気づかないの? 私がちょっと前にビキニのボタンをとったの!」
「え? はぁ? 正気?」
「うん。マジだけど?」
「こわー」
「何が怖いのよ! これもすべては、付き合うための作戦よ! 作戦!」
「でもさ……」
「文句は聞きません! というか、もとはというとあんたがこの作戦かんがえたんでしょ!」