ある休日。 ⸻ 本棚の整理をしていた。 ⸻ 昔の日記が出てきた。 ⸻ ページをめくる。 ⸻ そこには、 若い頃の私がいた。 ⸻ 「嫌われたかもしれない」 ⸻ 「迷惑だったかな」 ⸻ 「私ばっかり好きなのかな」 ⸻ そんな言葉ばかり並んでいた。 ⸻ 胸が少し痛くなった。 ⸻ でも。 ⸻ 同時に愛おしくなった。 ⸻ あの頃の私は、 本当に一生懸命だったから。 ⸻ 不器用なりに、 誰かを愛そうとしていたから。