今日はここまで、ここから一緒に〜君と作る未来〜


この度は、この小説を、
ここまで読み進めてくださり、
本当にありがとうございます。

この物語は、
『無理をすること』と『安らぐ時間がない』のあいだで揺れている人たちに向けて書きました。



毎日、
仕事も家のことも、人間関係も、
できるだけちゃんとやろうとして、
それでもいつもどこかに『まだ出来るんじゃないか』と自分を責めてしまう。

そんな人たちが、ほんの少しだけでも、
肩の力が抜けるきっかけになればと思って、
『無理しないで、一人じゃない』という言葉と『今日はここまでライト』という仕掛けを物語の真ん中に置きました。


快浬は、
〝完璧であろうとすること〟の行き着いた先で一度立ち止まった人です。

小春は、
〝誰かの暮らしをよくしたい〟と思うあまり、
自分のことを後回しにしてしまいがちな人です。
 

二人が出会い、
同じキッチンを見つめながら、
『無理をする』のではなく『一人じゃない、一緒に』を選んでいく。

その物語を、
最後まで見守っていただけたことが、
とても嬉しいです。

書きながら、
何度も『自分自身はちゃんと〝無理しないで〟と言えているだろうか』と立ち止まりました。

ライトがなくても、
人がそばにいなくても、
誰か一人ひとりの中に小さな『ここまでスイッチ』があって、
押した先に『ここから一緒に』と言ってくれる誰かや何かがあるといいな、
と願っています。


もし読み終えたあと、
ほんの少しだけでも、
自分にやさしい『今日も頑張ろう』が思えたのなら、
この物語の役目は果たせたのかなと思います。

そしていつか、
あなた自身の『今日はここまで、ここから一緒に』の物語が始まるときに、
この小説のことを少しだけでも、
思い出してもらえたら、
とても光栄です。


最後までお付き合いくださり、
ありがとうございました。

あなたの『今日までの頑張り』が、
穏やかでありますように。