「これでようやく、チェックが入れられます」 快浬さんが、ファイルの一番上の欄に、 静かにチェックマークを入れる。 『春日小春さんに、正式にプロポーズする。』 □ → ■ 「プロジェクト、〝ここから計画〟は、無事キックオフです」 「完了じゃなくて、キックオフなんですね」 「ええ。プロポーズは、〝終わり〟ではなくて」 快浬さんは、 そっとわたしの手を握りながら続ける。 「本当は、〝ここから〟のスタートラインですから」