あとがき
本作を最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
作者の私です。(あ、間違えました! 紫陽花です。)
今、このあとがきを書きながら、私の胸は達成感と、それ以上の「糖度」でパンパンに膨れ上がっています。
私の作品をずっと追いかけてくださっている気合いの入った読者様ならよくご存知かと思いますが、私のモットーは「あとがきはできるだけ多く書いて、作品の裏側をこれでもかとぶちまけること」です。
本編と同じくらい、いや、それ以上の熱量でこの物語がどうやって生まれたのか、その泥臭くも甘々な舞台裏を、ここから余すことなく語らせていただきます!
お付き合いいただける覚悟はよろしいでしょうか?(笑)
それでは、糖度1000%の裏側へ、レッツゴー!
① 前作『溺愛狂瀾』からの反動、そして悲願の達成
まずは、本作の初期構想についてお話しさせてください。
勘のいい方はお気づきかもしれませんが、今回のプロットの原点は、前作『溺愛狂瀾〜元恋人たちの襲来で、私たちの恋は狂いだす〜』の執筆中にあります。
前作『溺愛狂瀾』は、その名の通り、元カレや元カノが次々と襲来し、ドロドロの修羅場が巻き起こり、読者の皆様の胃をキリキリさせまくった波乱万丈のストーリーでした。実はあの作品の初期構想を練っていたとき、私の脳内には「とにかく甘々で、お互いしか見えていないバカカップルを描きたい!」という、純粋な妄想が溢れていたんです。
しかし、いざプロットを組み立ててみると……。
「あれ? この甘々さ、ドロドロの修羅場に全然合わなくない……?」
という、あまりにも高すぎる壁にぶち当たりました。そりゃあそうです、元恋人たちがナイフを突きつけてくるような(比喩です)修羅場の世界線に、IQがゼロになったわんこ系男子を放り込んだら、物語が崩壊してしまいます(笑)。
結果として前作はあの形になり、それはそれで大満足のいく作品になったのですが、私の中にあった「ただひたすらに甘いだけのカップルを描きたい!」という欲求は、消化不良のままマグマのように煮えたぎっていました。
「次は絶対に、誰も傷つかない、誰も崖から落ちない、世界一平和な砂糖菓子みたいな物語を書いてやる……!!」
そのリベンジ精神と執筆欲が爆発して生まれたのが、今作です。
前作であれだけ皆様の胃を痛めさせた分、今回は1ミリもストレスを感じさせない、読んだら全員が砂糖を吐いてのたうち回るようなお話を心がけました。
ずっと脳内で温めていた「ご褒美甘やかし」の妄想を、こうして100%の形で昇華できて、作者としてこれ以上の幸せはありません!
② 「つむぎ」から「優愛」へ、命を吹き込んだ改名秘話
さて、ここからはキャラクターたちの裏話です。
実は、本作のヒロインは、最初は前作と同じ「つむぎ」という名前のまま書き進める予定でした。
前作のヒロインがすごくお気に入りだったので、今回も「漢字を変えて『摘季』とか『摘希』にしようか……」「いっそひらがなで『つむぎ』にしようか……」と、原稿用紙何枚分もの名前候補を書き殴って大迷走していたんです。
でも、プロットを重ねるうちに、私の中で一つの確信が生まれました。
「今回の、ただひたすらに甘くて平和な世界をゼロから作るなら、過去の作品を引きずるんじゃなくて、完全に新しいヒロインとして新しい命を吹き込むべきだ!」
そうして大修正の末に誕生したのが、今回のヒロイン「高橋 優愛」です。
この名前には、「優しい愛」、そして「たくさんの愛を注がれ、同時に自分からも特大の愛を注ぐ女の子」という意味を込めています。結果として、この改名は大大大正解でした!
そーちゃんから「ゆっちゃん!」「優愛!」って名前を呼ばれるたびに、優愛が「う、うん……っ」って真っ赤になってキャパオーバーしている姿が、もう文字を書いているだけで可愛くて可愛くて……。前作のつむぎちゃんとはまた違う、守ってあげたくなるような、でも裏ではちゃんと限界オタクをやっている(笑)、最高のうさぎ彼女になってくれました。
③ 「付き合って3ヶ月」という設定に隠された、世間の常識への挑戦
本作は、そーちゃんと優愛が「付き合って3ヶ月」の時点からスタートします。
「出会いから付き合うまで」をあえて省き、最初からイチャイチャ全開にしたのには、実は私の強いこだわりと、ちょっとした悪巧み(?)がありました。
よく、世間一般ではこう言われますよね。
「付き合って3ヶ月目は、カップルが一番破局しやすい『魔の壁』の時期である」
お互いの悪い部分が見えてきたり、最初のドキドキが薄れて倦怠期に入ったり、恋の魔法が解けかけるのが、この「3ヶ月目」なのだそうです。
──だがしかし! うちのそーちゃんと優愛に、そんな世間の安い常識が通用するわけないだろ!!!(大声)
と、作者の私は声を大にして言いたいのです。
あえて世間で「一番危ない」と言われる3ヶ月目をスタート地点にすることで、「この2人にはそんな壁、1ミリも存在しないし、むしろ日に日に糖度が増してるんだよ!」という圧倒的なラブラブ感を見せつけたかった。これが理由です。
一般的なカップルが倦怠期を迎えるかもしれないその時期に、そーちゃんは優愛への愛が強すぎて毎日IQをゼロに更新し続けているし、優愛は優愛で、そーちゃんが格好良すぎて「生きてるのが辛い」と家でベッドの上をのたうち回る限界オタクと化している。
世間の壁を軽々と飛び越えて、むしろ付き合いたてより重症化している二人。そ
んな「常識破りの溺愛っぷり」を、この「3ヶ月」という数字にこれでもかと詰め込みました。もし、2人の世界に「3ヶ月の壁」なんてものが現れたとしても、そーちゃんが「今日も優愛が可愛すぎて壁が爆発した」とか言って、脳内自動変換で粉砕しているに違いありません!
④ 「そーくん」VS「そーちゃん」、深夜の脳内大決戦
そして、本作のタイトルにも関わる、最大のこだわりポイントが「名前の呼び方」です。
これに関しては、本当に夜も眠れなくなるくらい悩みました。
優愛が裏で、あるいは2人きりのときに彼のことを何て呼ぶか。
候補は2つ、「そーくん」か、「そーちゃん」か。
最初は、王道でちょっとお行儀の良い「そーくん」で書き進めていたんです。うん、普通に可愛いし、照れ屋の優愛っぽくもある。でも、なんかこう……物足りない。何かが足りない!と、真夜中にパソコンの前で頭を抱えました。
そこで、試しに一箇所だけ「そーちゃん」に書き換えてみたんです。
その瞬間、私の脳内に雷が落ちました。
「……ッ、これだ!!!! 可愛さが500万倍跳ね上がった!!!!」
「そーくん」だと、まだどこか一歩引いたお利口さんな雰囲気があります。でも、それを「そーちゃん」にした瞬間、優愛の心の中にある「そーちゃんは私のものだし、もう格好良すぎて頭がおかしくなりそう!」という独占欲と限界オタクっぷりが、一気に溢れ出てきたんです。
さらに、呼ばれた側の颯太(そーちゃん)の大型犬っぷりも爆上がりします。優愛に「そーちゃん」って呼ばれた瞬間、嬉しさのあまり尻尾がちぎれんばかりに左右に激振され、その場で優愛をハグして「今の呼び方反則!もう一回言って!」と狂喜乱舞する姿が、完全にスッと脳内に繋がりました。
この「そーちゃん」呼びへの決定が、この後のタイトル決定において、奇跡の化学反応を起こすことになります。
⑤ タイトル決定までの大迷走と、奇跡の合体
本作のタイトルが現在の形に決まるまでには、実は2つの強力なボツ案(というか、迷い狂った案)がありました。
•迷い案 A
『今日も世界一可愛い君へ、ご褒美ハグを10秒だけ。』
~学校一の人気者、一ノ瀬くんの脳内自動変換と溺愛が止まらない!?~
•迷い案 B
『一ノ瀬くんの溺愛が止まらない!?』
~「今日も世界一可愛い君へ、ご褒美ハグを10秒だけ」~
最初は、優愛のキュートなセリフである「ハグを10秒だけ」をメインにするか、それとも颯太のヤバさを全面に出すかで、ずーーーっと悩んでいたんです。私自身、本屋さんやWebで「○○くんの愛が止まらない!?」みたいな、勢いがあって一発で属性が伝わるタイトルにどうしても惹かれてしまう癖があって、どちらも捨てがたかった。
そこで私は思いました。「悩むくらいなら、一番いいところを合体させて、さらに一番萌えるワードを仕込めば最強では?」と。
そうして、B案をベースに、先ほど決まった最高のスパイス「そーちゃん」呼びを融合させた結果──。
『そーちゃんの溺愛が止まらない⁉』
~今日も世界一可愛い君へ、ご褒美ハグを10秒だけ。~
という、100点満点中5000点くらいの神タイトルが完成したのです!!(拍手)
何が最高って、メインタイトルで「そーちゃん、溺愛が止まらないんだけど!?」っていう颯太の狂気的な愛の告白に対して、サブタイトルのセリフが「もう……じゃあ、ご褒美ハグを10秒だけ……っ」という優愛からの恥ずかしがりながらのお返事になっているところです。
つまり、表紙のタイトルを見た瞬間、すでに2人のイチャイチャな会話が完成しているという、前代未聞のシステムを構築することに成功しました。これを発見したとき、私は自分の部屋でガッツポーズをしました。読者の皆様も、このタイトルを見た瞬間に「あ、これ絶対甘いやつだ」と確信してページをめくってくださったなら、作者の作戦勝ちです!
⑥誰も傷つかない、世界一平和な楽園を愛してくれたあなたへ
長々と裏話を語ってまいりましたが、気がつけばこのあとがきも、とんでもない文字数になってしまいました(笑)。
でも、それだけこの作品には、私の「好き」と「理想」が一切の妥協なしで詰まっています。
世の中にはいろんな物語があります。ハラハラする展開、涙なしには読めないすれ違い、胸が締め付けられるような失恋。それらも素晴らしい物語ですが、私はこの作品で、ただ純粋に「読んだ人が100%幸せな気持ちだけで満たされる、世界一治安の良い楽園」を作りたかった。
毎朝目が潰れるほど可愛い彼女を褒めちぎるそーちゃんも、
それを受けて心臓のキャパを爆発させている優愛も、
私の大切な、愛すべき子供たちです。
2人のイチャイチャな日常は、この本の最後のページが閉じられた後も、学校の屋上で、夕暮れの教室で、お互いの部屋で、きっと永遠に続いていきます。3ヶ月目の壁なんておもちゃみたいに踏み潰して、4ヶ月目も、半年後も、1年後も、さらにIQを下げてラブラブしていることでしょう。
もし、日々の生活でちょっと疲れたな、甘いものが足りないなと思ったときは、いつでもこの楽園に戻ってきて、そーちゃんと優愛に会いに来てください。2人はいつでも、糖度1000%の空間で皆様を待っています。
最後になりますが、この甘すぎる物語に最後まで付き合ってくださった読者の皆様に、心からの愛と感謝を込めて。
皆様の毎日に、そーちゃんからのご褒美ハグのような、たくさんのハッピーが訪れますように!
本当に、ありがとうございました!!!
そして、感謝を伝えたい人がいます。
誰か分かりませんが、私をフォローしてくださった方がいたのです。
また、私が書いた物語に♡が2つも増えており、私は幸せを噛みしめています。
誰かにこの物語が届けばいいなと思い、小説家を目指していました。
その夢が叶った今、私は嬉しさが止まりません。
本当に、フォローしてくださった方、♡を押してくれた方、物語を読んでくれた方、本当にありがとうございます!
感謝を伝えきれないくらいです!
フォローしてくださった方にメッセージを送りたいと考えております。
フフォローしてくださった方が2人以上になるとメッセージを送れるみたいなので、もっとフォローしてくださった方が増えるように頑張りたいと思います!
これから、わたしをフォローしてくださった方を「フォローしてくださった方」と呼ぶのではなく、【あじさいの恋人たち】って呼んでもいいでしょうか?
── 作者より、愛を込めて。
本作を最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
作者の私です。(あ、間違えました! 紫陽花です。)
今、このあとがきを書きながら、私の胸は達成感と、それ以上の「糖度」でパンパンに膨れ上がっています。
私の作品をずっと追いかけてくださっている気合いの入った読者様ならよくご存知かと思いますが、私のモットーは「あとがきはできるだけ多く書いて、作品の裏側をこれでもかとぶちまけること」です。
本編と同じくらい、いや、それ以上の熱量でこの物語がどうやって生まれたのか、その泥臭くも甘々な舞台裏を、ここから余すことなく語らせていただきます!
お付き合いいただける覚悟はよろしいでしょうか?(笑)
それでは、糖度1000%の裏側へ、レッツゴー!
① 前作『溺愛狂瀾』からの反動、そして悲願の達成
まずは、本作の初期構想についてお話しさせてください。
勘のいい方はお気づきかもしれませんが、今回のプロットの原点は、前作『溺愛狂瀾〜元恋人たちの襲来で、私たちの恋は狂いだす〜』の執筆中にあります。
前作『溺愛狂瀾』は、その名の通り、元カレや元カノが次々と襲来し、ドロドロの修羅場が巻き起こり、読者の皆様の胃をキリキリさせまくった波乱万丈のストーリーでした。実はあの作品の初期構想を練っていたとき、私の脳内には「とにかく甘々で、お互いしか見えていないバカカップルを描きたい!」という、純粋な妄想が溢れていたんです。
しかし、いざプロットを組み立ててみると……。
「あれ? この甘々さ、ドロドロの修羅場に全然合わなくない……?」
という、あまりにも高すぎる壁にぶち当たりました。そりゃあそうです、元恋人たちがナイフを突きつけてくるような(比喩です)修羅場の世界線に、IQがゼロになったわんこ系男子を放り込んだら、物語が崩壊してしまいます(笑)。
結果として前作はあの形になり、それはそれで大満足のいく作品になったのですが、私の中にあった「ただひたすらに甘いだけのカップルを描きたい!」という欲求は、消化不良のままマグマのように煮えたぎっていました。
「次は絶対に、誰も傷つかない、誰も崖から落ちない、世界一平和な砂糖菓子みたいな物語を書いてやる……!!」
そのリベンジ精神と執筆欲が爆発して生まれたのが、今作です。
前作であれだけ皆様の胃を痛めさせた分、今回は1ミリもストレスを感じさせない、読んだら全員が砂糖を吐いてのたうち回るようなお話を心がけました。
ずっと脳内で温めていた「ご褒美甘やかし」の妄想を、こうして100%の形で昇華できて、作者としてこれ以上の幸せはありません!
② 「つむぎ」から「優愛」へ、命を吹き込んだ改名秘話
さて、ここからはキャラクターたちの裏話です。
実は、本作のヒロインは、最初は前作と同じ「つむぎ」という名前のまま書き進める予定でした。
前作のヒロインがすごくお気に入りだったので、今回も「漢字を変えて『摘季』とか『摘希』にしようか……」「いっそひらがなで『つむぎ』にしようか……」と、原稿用紙何枚分もの名前候補を書き殴って大迷走していたんです。
でも、プロットを重ねるうちに、私の中で一つの確信が生まれました。
「今回の、ただひたすらに甘くて平和な世界をゼロから作るなら、過去の作品を引きずるんじゃなくて、完全に新しいヒロインとして新しい命を吹き込むべきだ!」
そうして大修正の末に誕生したのが、今回のヒロイン「高橋 優愛」です。
この名前には、「優しい愛」、そして「たくさんの愛を注がれ、同時に自分からも特大の愛を注ぐ女の子」という意味を込めています。結果として、この改名は大大大正解でした!
そーちゃんから「ゆっちゃん!」「優愛!」って名前を呼ばれるたびに、優愛が「う、うん……っ」って真っ赤になってキャパオーバーしている姿が、もう文字を書いているだけで可愛くて可愛くて……。前作のつむぎちゃんとはまた違う、守ってあげたくなるような、でも裏ではちゃんと限界オタクをやっている(笑)、最高のうさぎ彼女になってくれました。
③ 「付き合って3ヶ月」という設定に隠された、世間の常識への挑戦
本作は、そーちゃんと優愛が「付き合って3ヶ月」の時点からスタートします。
「出会いから付き合うまで」をあえて省き、最初からイチャイチャ全開にしたのには、実は私の強いこだわりと、ちょっとした悪巧み(?)がありました。
よく、世間一般ではこう言われますよね。
「付き合って3ヶ月目は、カップルが一番破局しやすい『魔の壁』の時期である」
お互いの悪い部分が見えてきたり、最初のドキドキが薄れて倦怠期に入ったり、恋の魔法が解けかけるのが、この「3ヶ月目」なのだそうです。
──だがしかし! うちのそーちゃんと優愛に、そんな世間の安い常識が通用するわけないだろ!!!(大声)
と、作者の私は声を大にして言いたいのです。
あえて世間で「一番危ない」と言われる3ヶ月目をスタート地点にすることで、「この2人にはそんな壁、1ミリも存在しないし、むしろ日に日に糖度が増してるんだよ!」という圧倒的なラブラブ感を見せつけたかった。これが理由です。
一般的なカップルが倦怠期を迎えるかもしれないその時期に、そーちゃんは優愛への愛が強すぎて毎日IQをゼロに更新し続けているし、優愛は優愛で、そーちゃんが格好良すぎて「生きてるのが辛い」と家でベッドの上をのたうち回る限界オタクと化している。
世間の壁を軽々と飛び越えて、むしろ付き合いたてより重症化している二人。そ
んな「常識破りの溺愛っぷり」を、この「3ヶ月」という数字にこれでもかと詰め込みました。もし、2人の世界に「3ヶ月の壁」なんてものが現れたとしても、そーちゃんが「今日も優愛が可愛すぎて壁が爆発した」とか言って、脳内自動変換で粉砕しているに違いありません!
④ 「そーくん」VS「そーちゃん」、深夜の脳内大決戦
そして、本作のタイトルにも関わる、最大のこだわりポイントが「名前の呼び方」です。
これに関しては、本当に夜も眠れなくなるくらい悩みました。
優愛が裏で、あるいは2人きりのときに彼のことを何て呼ぶか。
候補は2つ、「そーくん」か、「そーちゃん」か。
最初は、王道でちょっとお行儀の良い「そーくん」で書き進めていたんです。うん、普通に可愛いし、照れ屋の優愛っぽくもある。でも、なんかこう……物足りない。何かが足りない!と、真夜中にパソコンの前で頭を抱えました。
そこで、試しに一箇所だけ「そーちゃん」に書き換えてみたんです。
その瞬間、私の脳内に雷が落ちました。
「……ッ、これだ!!!! 可愛さが500万倍跳ね上がった!!!!」
「そーくん」だと、まだどこか一歩引いたお利口さんな雰囲気があります。でも、それを「そーちゃん」にした瞬間、優愛の心の中にある「そーちゃんは私のものだし、もう格好良すぎて頭がおかしくなりそう!」という独占欲と限界オタクっぷりが、一気に溢れ出てきたんです。
さらに、呼ばれた側の颯太(そーちゃん)の大型犬っぷりも爆上がりします。優愛に「そーちゃん」って呼ばれた瞬間、嬉しさのあまり尻尾がちぎれんばかりに左右に激振され、その場で優愛をハグして「今の呼び方反則!もう一回言って!」と狂喜乱舞する姿が、完全にスッと脳内に繋がりました。
この「そーちゃん」呼びへの決定が、この後のタイトル決定において、奇跡の化学反応を起こすことになります。
⑤ タイトル決定までの大迷走と、奇跡の合体
本作のタイトルが現在の形に決まるまでには、実は2つの強力なボツ案(というか、迷い狂った案)がありました。
•迷い案 A
『今日も世界一可愛い君へ、ご褒美ハグを10秒だけ。』
~学校一の人気者、一ノ瀬くんの脳内自動変換と溺愛が止まらない!?~
•迷い案 B
『一ノ瀬くんの溺愛が止まらない!?』
~「今日も世界一可愛い君へ、ご褒美ハグを10秒だけ」~
最初は、優愛のキュートなセリフである「ハグを10秒だけ」をメインにするか、それとも颯太のヤバさを全面に出すかで、ずーーーっと悩んでいたんです。私自身、本屋さんやWebで「○○くんの愛が止まらない!?」みたいな、勢いがあって一発で属性が伝わるタイトルにどうしても惹かれてしまう癖があって、どちらも捨てがたかった。
そこで私は思いました。「悩むくらいなら、一番いいところを合体させて、さらに一番萌えるワードを仕込めば最強では?」と。
そうして、B案をベースに、先ほど決まった最高のスパイス「そーちゃん」呼びを融合させた結果──。
『そーちゃんの溺愛が止まらない⁉』
~今日も世界一可愛い君へ、ご褒美ハグを10秒だけ。~
という、100点満点中5000点くらいの神タイトルが完成したのです!!(拍手)
何が最高って、メインタイトルで「そーちゃん、溺愛が止まらないんだけど!?」っていう颯太の狂気的な愛の告白に対して、サブタイトルのセリフが「もう……じゃあ、ご褒美ハグを10秒だけ……っ」という優愛からの恥ずかしがりながらのお返事になっているところです。
つまり、表紙のタイトルを見た瞬間、すでに2人のイチャイチャな会話が完成しているという、前代未聞のシステムを構築することに成功しました。これを発見したとき、私は自分の部屋でガッツポーズをしました。読者の皆様も、このタイトルを見た瞬間に「あ、これ絶対甘いやつだ」と確信してページをめくってくださったなら、作者の作戦勝ちです!
⑥誰も傷つかない、世界一平和な楽園を愛してくれたあなたへ
長々と裏話を語ってまいりましたが、気がつけばこのあとがきも、とんでもない文字数になってしまいました(笑)。
でも、それだけこの作品には、私の「好き」と「理想」が一切の妥協なしで詰まっています。
世の中にはいろんな物語があります。ハラハラする展開、涙なしには読めないすれ違い、胸が締め付けられるような失恋。それらも素晴らしい物語ですが、私はこの作品で、ただ純粋に「読んだ人が100%幸せな気持ちだけで満たされる、世界一治安の良い楽園」を作りたかった。
毎朝目が潰れるほど可愛い彼女を褒めちぎるそーちゃんも、
それを受けて心臓のキャパを爆発させている優愛も、
私の大切な、愛すべき子供たちです。
2人のイチャイチャな日常は、この本の最後のページが閉じられた後も、学校の屋上で、夕暮れの教室で、お互いの部屋で、きっと永遠に続いていきます。3ヶ月目の壁なんておもちゃみたいに踏み潰して、4ヶ月目も、半年後も、1年後も、さらにIQを下げてラブラブしていることでしょう。
もし、日々の生活でちょっと疲れたな、甘いものが足りないなと思ったときは、いつでもこの楽園に戻ってきて、そーちゃんと優愛に会いに来てください。2人はいつでも、糖度1000%の空間で皆様を待っています。
最後になりますが、この甘すぎる物語に最後まで付き合ってくださった読者の皆様に、心からの愛と感謝を込めて。
皆様の毎日に、そーちゃんからのご褒美ハグのような、たくさんのハッピーが訪れますように!
本当に、ありがとうございました!!!
そして、感謝を伝えたい人がいます。
誰か分かりませんが、私をフォローしてくださった方がいたのです。
また、私が書いた物語に♡が2つも増えており、私は幸せを噛みしめています。
誰かにこの物語が届けばいいなと思い、小説家を目指していました。
その夢が叶った今、私は嬉しさが止まりません。
本当に、フォローしてくださった方、♡を押してくれた方、物語を読んでくれた方、本当にありがとうございます!
感謝を伝えきれないくらいです!
フォローしてくださった方にメッセージを送りたいと考えております。
フフォローしてくださった方が2人以上になるとメッセージを送れるみたいなので、もっとフォローしてくださった方が増えるように頑張りたいと思います!
これから、わたしをフォローしてくださった方を「フォローしてくださった方」と呼ぶのではなく、【あじさいの恋人たち】って呼んでもいいでしょうか?
── 作者より、愛を込めて。



