キーンコーンカーンコーン……。
1時間目の授業開始のチャイムが鳴る直前。
私は、朝のホームルーム前のわずかな時間を利用して、またしても校舎裏の古い渡り廊下へと逃げ込んでいた。
「うわああああああああああああああああん!!!! 無理無理無理無理!!! 死んじゃうううううううう!!!!」
誰もいない廊下で、私は自分の頭を抱えて激しくのたうち回った。
「なにあれ!? 朝から天使降臨って何!? しかも耳打ちは反則でしょおおお!! 声が良すぎる!! お顔が近すぎる!! まつ毛の影まで格好良くて、私いま本気で心臓止まってたからね!?」
壁に頭をごちごちと押し付けながら、自分の限界すぎる感情を大爆発させる。
「しかも何!? 放課後そーちゃんの部屋!? 誰もいない!? 『気の済むまで甘やかしていい?』って、それもう私が甘やかされすぎて溶けて消えて無くなるってことじゃん!! むしろ私からそーちゃんを10時間くらいぎゅーーーってしたいわよ!! なんで『行く……っ』とか蚊の鳴くような声しか出ないの私のバカ!! もっと嬉しそうに返事しなさいよ!!」
はぁ、はぁ、と荒い息を吐きながら、真っ赤になった顔を両手で覆う。
恥ずかしくて、ツンツンした態度しか取れない自分がもどかしい。
でも、本当は──そーちゃんの部屋に行けることが、嬉しくて、楽しみで、頭がおかしくなりそうなのだ。
「……早く、教室戻らなきゃ。授業中、そーちゃんのことばっかり見ちゃいそう……っ」
私は、まだバックバクと激しく波打つ心臓をなだめながら、大好きな彼氏が待つ教室へと、今度こそスキップしたい気持ちを必死に抑えて戻っていくのだった。
世界一平和で、世界一甘い二人のイチャイチャな日常は、放課後の「お部屋デート」という、さらなる糖度1000%のステージへと突き進んでいく──!
1時間目の授業開始のチャイムが鳴る直前。
私は、朝のホームルーム前のわずかな時間を利用して、またしても校舎裏の古い渡り廊下へと逃げ込んでいた。
「うわああああああああああああああああん!!!! 無理無理無理無理!!! 死んじゃうううううううう!!!!」
誰もいない廊下で、私は自分の頭を抱えて激しくのたうち回った。
「なにあれ!? 朝から天使降臨って何!? しかも耳打ちは反則でしょおおお!! 声が良すぎる!! お顔が近すぎる!! まつ毛の影まで格好良くて、私いま本気で心臓止まってたからね!?」
壁に頭をごちごちと押し付けながら、自分の限界すぎる感情を大爆発させる。
「しかも何!? 放課後そーちゃんの部屋!? 誰もいない!? 『気の済むまで甘やかしていい?』って、それもう私が甘やかされすぎて溶けて消えて無くなるってことじゃん!! むしろ私からそーちゃんを10時間くらいぎゅーーーってしたいわよ!! なんで『行く……っ』とか蚊の鳴くような声しか出ないの私のバカ!! もっと嬉しそうに返事しなさいよ!!」
はぁ、はぁ、と荒い息を吐きながら、真っ赤になった顔を両手で覆う。
恥ずかしくて、ツンツンした態度しか取れない自分がもどかしい。
でも、本当は──そーちゃんの部屋に行けることが、嬉しくて、楽しみで、頭がおかしくなりそうなのだ。
「……早く、教室戻らなきゃ。授業中、そーちゃんのことばっかり見ちゃいそう……っ」
私は、まだバックバクと激しく波打つ心臓をなだめながら、大好きな彼氏が待つ教室へと、今度こそスキップしたい気持ちを必死に抑えて戻っていくのだった。
世界一平和で、世界一甘い二人のイチャイチャな日常は、放課後の「お部屋デート」という、さらなる糖度1000%のステージへと突き進んでいく──!



