婚約が嫌で男装執事になったのに~配属先が婚約者の元でした~【完】編集中


一人になった私は、やっと落ち着くとテラスから見える綺麗な庭園の深い池を眺める。


そんな中、前世の記憶を思い出す――…

私が前世で付き合ってた男はすごく最悪だった。そう、モラハラDV男だ。
付き合うまでは本当に優しかったのに、付き合ってからの彼は死ぬほど豹変した。

本当に最悪だった。

彼の顔色を伺って生活する日々は、苦しくて辛かった。反抗したこともあったけれど、もちろん私は殴られた。

心も体もボロボロになった私は疲弊し、いつの間にか逝ってしまった。


今思い出しても、すごくムカムカして腹が立ってくる。

だけれど、逆にすごくない?モラハラにDVだよ?
こんな最悪な最恐コンボの男を引くなんて、本当にある意味神引きだよね?!


そんな私の神引きは、奇跡を起こした。


そう、そんな悲しき人生を送った私は、気がついたらこの異世界に転生していたの。これはきっと神様がくれた大チャンスだと思う!

私はあの時、このチャンスを無駄にはしないと誓った。

だから私は、今世では何も我慢しないし、自由に生きるって決めてる。特に、男になんて絶対邪魔させないっ!!