あの怒涛のギルの訪問から夜会当日を迎えた。 裏でギルの手によって何もかもが既に動いてることも知らない私は、ギルに完璧なエスコートを受けていた。 ふふふ、ギル様? 私がここで大人しくすると思っているの? パートナーに選んだことを後悔させてやるんだからっ!! だがしかし…意気込んで途中で逃げ出そうとする素直な私の行動なんてギルには全てお見通しだった…。 私がギルの目を盗み足を動かそうとしたその時、少しの私の動きに反応したギルの手が伸びてくると私の手をグイッと引き寄せる。