そして、目の前の男はお父様にとんでもないお願いをしだす。
「ロゼッタ侯爵。今回は、突然の訪問で申し訳ございません。私は今回リリィ嬢にお願いがあり訪問させて頂きました」
「ほぉ…うちのお転婆娘にお願いとは…?」
そしてギルは、そっと私に近寄るとお父様に聞こえない小さい声で私を脅してくるのだ…。
「次回の夜会で君に私のパートナーとして同伴を頼みたいんだ……断ったりしないよな?…前回の件、とても騒ぎになっている」
そう言って断れないように釘を指し綺麗な顔で笑うギルは、私には悪魔に見えた…。
ギル様を池に突き落とした令嬢とバレれば…大変なことになるのは目に見えている…そうなれば、私の自由な生活は…消え去っていく…!!



