そのまま椅子を引き寄せ、さっと数か所を修正していく。
「この流れなら、話しながら補足すれば通ると思うよ」
「助かります……!」
ほっとしたような声に軽く頷いて立ち上がった直後。
「立原さん、すみません! さっきの件なんですけど――」
またべつの声がかかった。
振り返れば、今度は営業チームの男性社員が書類を片手に困った顔をしている。
帆奈美は一瞬だけ呼吸を整えてから、すぐにそちらへ向かった。
「どうしました?」
「この見積もり、クライアントの要望だとちょっと予算オーバーで……。どこ削るのがいいと思います?」
「うーん……」
書類を受け取り、ざっと目を通す。頭の中で条件と優先順位を整理して、すぐに答えを出した。
「ここは削らないほうがいい。代わりにこのオプションを一旦外して、代替案を出そう。納得してもらえると思う」
「なるほど……! ありがとうございます!」
またひとつ問題が解決する。けれど休む間もなく、今度は内線が鳴った。
「この流れなら、話しながら補足すれば通ると思うよ」
「助かります……!」
ほっとしたような声に軽く頷いて立ち上がった直後。
「立原さん、すみません! さっきの件なんですけど――」
またべつの声がかかった。
振り返れば、今度は営業チームの男性社員が書類を片手に困った顔をしている。
帆奈美は一瞬だけ呼吸を整えてから、すぐにそちらへ向かった。
「どうしました?」
「この見積もり、クライアントの要望だとちょっと予算オーバーで……。どこ削るのがいいと思います?」
「うーん……」
書類を受け取り、ざっと目を通す。頭の中で条件と優先順位を整理して、すぐに答えを出した。
「ここは削らないほうがいい。代わりにこのオプションを一旦外して、代替案を出そう。納得してもらえると思う」
「なるほど……! ありがとうございます!」
またひとつ問題が解決する。けれど休む間もなく、今度は内線が鳴った。



