道端でのアクシデントで、勤め先の社長と一緒に暮らすことになった深月。
その社長は冷徹と恐れられる人間。
それなのに、その姿とは全く別の一面を見せられ、その優しさに、深月はいつの間にか惹かれていき……

彼が優しくしてくれるのは責任感からと、自分の気持ちにブレーキをかける深月の葛藤に切なくなったり、
社長が猫を引き合いに出して深月を溺愛するのを、『オイオイ！素直に言っちゃえよ』ともどかしくなったり。

とにかく、ひたむきな深月は応援したくなります。
恋だけじゃなく、仕事にも全力投球する彼女が羨ましくもあり、とても眩しくもありました。

社長の二面性にもドキドキ。
あれじゃ好きになるなという方が無理(笑)

私もそんな人から溺愛されてみたかったです。

甘〜いふたりをぜひどうぞ。

10年前の自分から送られた手紙が届くところから、この物語は始まります。

そこには、それまで思い出すことがほとんどなかった幼馴染とのことが書かれていて、無性に彼のことが気になり始めるナツ。
ところが、なぜか連絡を取れるのは、彼の母親とだけ。

彼は一体どこに？？
不思議に思いながら読み進めていくのですが……。

10年前の彼しか知らない。
10年間会ってもいない。
そんな彼のことが次第に気になっていくナツになんとなく共感するのは、自分にも似たような経験があるからなのか。

とにかく前向きにがんばるナツに、いつの間にか声援を送っていました。

ラストにはほっとできてよかったです。

クリーンスタッフとして働いていた優美は、あることがきっかけで素敵な男性と知り合う。
それからというもの、ちょくちょく顔を合わせるようになり、次第に惹かれて……

最初から最後まで小悪魔な藤澤さんに翻弄されまくりの優美が可愛いくて、つい『がんばれ！』と応援していました。
でも、あんな誘惑のされ方をしたら、きっとだれでも落ちてしまうに違いない。

そしてなにより、優美以外の女性にはクールに振る舞う藤澤さんは、とっても頼もしかったです。

小悪魔な男性にドキドキすること間違いありません。
ぜひ読んでください。

ゆずさん、素敵なお話をありがとうございました。

なんだろう、この井内さんという人は（笑）
どこかピントがズレているような性格、それでいて的を射ているような物言い。
憎めないんです。
なんだか可愛いんです。男の人なのに。
読みながらクスクス笑ってしまう場面がありました。

強引な中にも葵に対する愛に溢れていて、とても微笑ましいふたりに心はほっこり。

元彼のまさかの展開には驚かされましたが、ふたりの愛を深めるにはひと役かっていたのかな。

とても楽しく愛らしいお話でした。

なんかもう、胸が苦しかったです。

卒なく仕事をこなしている澪が、あんな重大な秘密を抱えていたなんて。
まさかの事態に心臓がバクバク。
身も心もボロボロの澪に、いつでも優しい手を差し伸べる社長の男っぷりといったらなかったです。

終始冷静に周りを見ていた澪が、社長への気持ちに気づいていくところも、とっても可愛い。
というか、澪、ずっと可愛い。
社長じゃなく、私自ら守ってあげたくなっちゃいました。

二人の甘くて楽しい結婚生活を想像して、ひとりニヤニヤしています。

素敵なお話をありがとうございました。