猛烈一途なあたしに堕ちろっ!~素っ気ない君に届け私の想い~


「なななな!!」

と顔を真っ赤にして顔をガバッとあげるあたし

「やっと顔上げましたね。前髪跳ねてますよ」

と少し笑う空くんに

「み、みないでよ!!ばか!」

と前髪を手で押さえて再び下を向くと

「ふっ…可愛いっすけどね。」

と言うと、あたしの手を退かして水をつけた手のひらで前髪を直してくれる空くん。


「よし、いいっすよ、直りました」

と空くんの声がする。

あたしは手に持ってた鏡で確認すると綺麗に直っていた。

「あ、ありがとう…ばかって言って、ごめんね」

「どういたしまして、気にしてないっすよ、じゃ」

と空くんはテントの方に戻って行った。