猛烈一途なあたしに堕ちろっ!~素っ気ない君に届け私の想い~


カレーの準備も終わらせて二人で座って京と佳奈ちゃんを待っていると


空くんが急にフッと笑うから

「どうしたの?」

と少しだけ笑う空くんに視線を移す。

「いや…すんません」

と言う空くん。


「気になるじゃん!」

とあたしが空くんの服を引っ張ると

「あーいや…、吉岡さん料理任せてってあんなに自信満々だったのに、気がついたら吉岡さんの野菜たち死んでたんで」

と言う空くん。


「わぁー!それもう思い出さないでよー!空くんに女子力見せて好感度あげたかったのに…すごい失敗した…。」

とヘコむあたしに

「女子力とかよくわかんないですけど、吉岡さんらしくていいんじゃないっすか」

と前を向いたままの空くんが言ってくれた。

「それはいい意味?」

と空くんを見つめると

「さぁ…どーすかね」

とあたしの目をチラリと見る空くん。


そこで京と佳奈ちゃんが戻ってきた。


「お待たせ〜!!火起こししよっか!」

と佳奈ちゃんが駆け寄ってきて空くんとあたしの話はここで終わった。


京が火をつけてくれてカレーをみんなで煮込んだ。みんなで作ったカレーはすごく美味しかった。