猛烈一途なあたしに堕ちろっ!~素っ気ない君に届け私の想い~


あたしは女らしさを見せる所ではなく、自分で皮のむいた悲惨な野菜を見つめる。

すると野菜を切り終わった空くんがチラリとこちらを見ると目を見開いた。


「…それは下手くそすぎませんか」

「なっ!ど、どーにかするから待って」

と言うあたしの腕を掴むと

「危ないんで、俺がします」

とあたしの手から野菜を取ると空くんが綺麗に剥いて切ってくれた。


「あ、ありがとう」

とシュンとするあたしに

「別にいいっすよ」

と顔は相変わらず無表情だけど頭をポンっとしてくれた空くんにドキッとして黙り込むあたし。