猛烈一途なあたしに堕ちろっ!~素っ気ない君に届け私の想い~


そして、放課後の廊下を二人で歩く。


「空くん女の子泣いてたよ」

とチラリと空くんを見ると

「まぁ、そうっすね」

と全然興味無さそうな顔をしていた。


「あの女の子可愛いかったね」

と前を見るあたしに空くんがチラリと視線を移すと

「そうっすか?吉岡さんの方が可愛いと思いますよ」

といつもの顔で言う空くん。

「……!!!!」

まさかの返答に顔が赤くなってあたふたするあたし。
そんなあたしを空くんはチラリと見るといつもの表情で前を見て歩く。


たぶん深い意味はない癖に…空くんめ……。


教室に着くと

「俺帰りますけど」

とカバンを持つ空くん。

「あ、あたしも一緒に帰る!!」


急いでカバンを掴むとまだ少し赤いほっぺたを隠し、今日も空くんをあたしは追いかける。