猛烈一途なあたしに堕ちろっ!~素っ気ない君に届け私の想い~


ガラガラッ…


ほとんど生徒のいない放課後の図書館の扉を開けると、あたしはスタスタと奥へと進んでいく。


奥のテーブルでスラスラとシャーペンを動かす真剣な顔した空くんを見つけた。


あたしは静かに空くんと向かいあわせの席に座ると、かっこいい空くんの姿をニコニコしながら見つめる。


あたしの視線に気づいたのか、一瞬目を見開くとため息を着いたあと小さな声で


「…またきたんすか?」

「うん!邪魔はしないからいい?」

「だめって言っても聞かないじゃないですか」

「ふふふ、流石空くん。あたしのことわかってるね〜?」

と嬉しくなってニコニコと笑うあたし。


その後は空くんが作業をしているのをただただ日が暮れるまで見つめていた。あたしにとっては中学生の頃から続いてるこの時間も幸せな時間だ。