猛烈一途なあたしに堕ちろっ!~素っ気ない君に届け私の想い~


京が何か言ってるのを無視してあたしは昇降口に急ぐ。


「待てよっ!」

と京も立ち上がるとあたしを追いかけて来る。

「ちょ!追いかけてこないでよ!」

「桜兎が話の途中で走り出すからだろ?」

「明日は京とあたしが二人で追いかけっこしてたなんて噂が流れたらどーすんのよー!」

「じゃあお前がとまれよー!」

「とまれるわけないでしょー!!」

と喧嘩しながら昇降口に到着した。


そしてあたしは目的の空くんの下駄箱を確認する。


「やったぁ!今日はいるじゃん!!!!」


とその瞬間あたしの顔は輝き出す。


単純なあたしは京のことも許してやろうと思うほどハッピーな気持ちになった。