「用事あるってゆーか急いでるってゆーか、ほんと無理!」
と手をブンブン振るけど全然離れない目黒 京の手。
こうなったら…この人を引きずってでも空くんを追いかけなきゃ…!
そう、目黒 京より頭がおかしいのは桜兎だった。
「目黒 京…いや、もうめんどくさいから京!行くよ!!」
と言うと京の手をグイグイ引っ張って昇降口に向かって走り出すあたし。
まさかの展開に目を見開く京。
だが驚く暇もなく桜兎に引っ張られていく京。
「ちょ…おま…!!」
と言う京の声を無視して走り続ける桜兎。
物凄い勢いで京を引っ張り昇降口に到着した。
空くんの下駄箱を見ると既に空くんはいない…ガックリ…。

