猛烈一途なあたしに堕ちろっ!~素っ気ない君に届け私の想い~


「はぁ…んとに危なっかしいっすね。ちゃんと前見てください。俺いなかったら階段落ちてましたよ?」

と少し怒っている空くん。


「ご、ごめんなさい…」

とシュンとするあたし


「まぁ…怪我なかったなら良かったです。次から気をつけてください」

と頭をポンッとする空くん。


「うん…ありがとう…好き…」

「…どーも」

と言って歩き出す空くん。

その後ろ姿をぼんやりと見つめながらあたしも歩き出す。


あたしが好きになった頃の空くんは、身長も低くて顔は整ってはいたけどかっこいいて言うより可愛い感じで目立つ感じじゃなかった。

でもこんなに男らしくなって、かっこよくなっちゃってさ…。


無口で無愛想だけど誰にでも優しい彼。それがみんなに伝わったらやだなって思うあたしは心が狭いのかな〜。


なんて思いながら空くんのかっこいい後ろ姿を見つめながら教室に戻った。