猛烈一途なあたしに堕ちろっ!~素っ気ない君に届け~


そう言ってまた俺は何度も何度もキスをした。


俺が満足した頃には桜兎は茹でたこだった。

そんな姿を見ると少しだけ満足する。



桜兎の事をこんなにも心配して振り回されてるのは俺だけじゃない気がするから。

今桜兎が俺のことでいっぱいになったように俺だって心配で桜兎のことで頭がいっぱいになったからほんのちょっとの仕返しだ。


自分がこんなにも重たいとは思わなかった。


俺は、満足してそっと桜兎の上から離れると俺の腕を掴む桜兎

「…空くんもうちょっとぎゅっとしてたい」

今は勘弁してと思うけどそんな可愛い桜兎の言葉を無視できるわけない俺は

「…はぁ、勘弁して」

と言いながらも桜兎を抱きしめるのだった。


やっぱり振り回されてるのは俺の方じゃない?


これが今の桜兎に堕とされた俺の話。