「あ、あの、先輩?」
あたしは先輩の顔を真剣に見つめる。
「ん?どーした?」
と優しく聞いてくる先輩。
「みんな気になってると思うんですけど…」
そして2回目の覚悟を決める…。
「ん?」
「この眼鏡………わざとかけてるんです…。」
そう言って俯くあたし。
「あ〜…まぁだろうなとは思ってたけどな。違和感あるしな。でもそれがどーした?」
そう言って優しく笑う先輩。
そんな先輩の言葉にあたしは目を見開くと
「先輩は気にならないんですか?」
と聞く。
「まぁ気にはなるけど…見せたくないなら無理にとは言わねぇよ。眼鏡があろうがなかろうが俺の気持ちは変わんねぇからな。そんなこと、どーでもいい。」
そう言って優しく頭をポンっと撫でる先輩の姿にまた涙が出た。好きだな…。



