眼鏡の下は、美少女でした。



こんなに優しくてかっこいい先輩。

本当に彼女とかいないのかな?


急に心配になってきた…。
女の先輩たちに囲まれてた先輩を思い出してまたモヤッとしてきた…。


女は度胸だよ!唯!聞いちゃえ!



立ち止まり、ギュッ…先輩の服の袖を掴む…。



服を掴まれた先輩も足が止まる。そして


「ん?どーかしたか?」


先輩が綺麗な黒髪をサラッと揺らし顔を傾ける。そして心配そうに、でも優しい顔で聞いてくれるんだ。


その姿に胸がまたきゅっとなる…。



「せ、先輩は、か、彼女とか、好きな人…とかいないんですか…?」



すると予想外だったのか目を丸くしてあたしを見る。
そして、遠い目をしてポツリと答える。



「…いねぇよ」


…?…なんだろ今の間…。