眼鏡の下は、美少女でした。



「……!ほんっとに!!妖精みたいよ!可愛い可愛い可愛い可愛い!!」

と言ってあたしに抱きつき褒め倒される。


「あ、ありがとう…あたし、自分を卑下するのはもう…やめる!これからは本当のあたしのままで…顔を上げて…生きていく!愛ちゃんこんな機会をくれてありがとう!」


そう言ってあたしはふわりと微笑む。


愛ちゃんはうんうんがんばってと言いながら少し涙ぐんでいた。



そして、まず最初にミスターコンテストがはじまった。


あたしは舞台袖で、颯斗たちにバレないようにその姿をそっと見つめる。颯斗と三井先輩が舞台に現れる度に黄色い歓声があがる。


その度に、モヤモヤする気持ちを抑えて今日もかっこいい颯斗を見つめる。