眼鏡の下は、美少女でした。


場所は違うが…


あの時と同じように桜に向かって真っ白な手を伸ばし。

あの時と同じようにふんわりとその柔らかそうな髪をなびかせて。

あの時と同じように花が咲いたように笑って。

あの時と同じようにまた俺の目を奪って。



そして…あの時と同じように…俺の心を一瞬で掻っ攫っていく。



場所は違うが、俺にとっては

今目の前であの日と同じ光景が広がっている…。

目が離せなくなる…。



すると直樹の女が

「唯っ、こっちむいてっ」

と笑顔であの女に言う…。


唯………?