眼鏡の下は、美少女でした。



そして、テストが終わり、みんながチラホラ帰って行ったあと


愛ちゃんと空き教室に行き

「唯、あなたに魔法をかけるわね?」

と愛ちゃんがウインクする。


眼鏡はずして目を瞑ってて?と言われて指示通りにした。


「唯は、あまりにも顔が整いすぎてるからまつ毛を軽くあげて薄づきのリップに顔に血色を足してあげるぐらいで良さそうね?」


と楽しそうに言う愛ちゃんに


「お化粧…?」

とあたしが聞くと


「そうよ、女の子の魔法と言えばお化粧でしょ?」

と自信満々の顔であたしを見る。

「したことないからわかんない…」

と言うあたしに

「ふふふっ、これから覚えればいいのよ〜。」

愛ちゃんは手際よく手を動かしていく。


仕上げは髪の毛。ふわふわの長い髪の毛を緩くあたしの元の髪の毛の癖に馴染ませるように巻いていく。


「よぉしできた!目を開けていいわよ」


そう言って鏡を差し出される。

「わぁ…血色がいつもよりいい!なんか…人間味ある顔になってる!お化粧ってすごいね!!」


鏡にうつるあたしはいつもの少し冷たそうな顔から春みたいなふんわりとした血色のある顔になっている。