「あのね?話聞いてくれる…かな?」
とあたしは真剣な顔をしてみんなを見る。
そんなあたしに
「もちろんよ」
と優しく笑う愛ちゃん。
「この眼鏡…伊達なの…。」
「そんなの最初からわかってるわよ?」
と愛ちゃん。
「そうかな?って思ってたよ」
と大和くん。
「えっ…は、はずかしすぎる…。」
「違和感あり過ぎじゃない!どー見ても眼鏡買おうとしてその眼鏡は買わないわよ〜。明らかに顔を隠してる感じかしら?」
とクスッと愛ちゃんが笑う。
「なんで…何も聞かなかったの?」
「こうやって今話に来てくれたじゃない。ずっと待ってたのよ?」
と優しく笑う愛ちゃん。
「みんなそれぞれ言えないことぐらいあるだろ」
と大和くんもニカッと笑う。
本当にいい友達に恵まれたと思う…。
「みんな…笑わないで見てくれる?あたしの素顔…。外したらどーなるのかなって…友達じゃいれなくなるのかなって、ずっと怖くて…。」
そう言って少し震えるあたしに
「大丈夫よ?おかしくても気にしないわ!女の子にはお化粧という魔法があるんだから〜
あたしに任せなさい!」
愛ちゃんの謎の自信に少しだけ励まされる。



