君がいた幕末で


その日。

私は町を歩いていた。

買い物帰りだった。

すると。

「れな!」

元気な声が聞こえる。

振り返ると。

いつの間にか仲良くなった子ども達だった。

私は笑う。

「どうしたの?」

すると。

一人の男の子が言った。

「歌って!」

私は固まった。