君がいた幕末で


稔麿が吹き出した。

「やっぱりか」

「なんでみんなそうなの!」

私は抗議する。

だけど。

三人とも笑っていた。

その顔を見ていると。

不思議と腹が立たない。

私は小さく笑った。

気付けば。

ここで笑うことが増えていた。

長州はまだ知らないことだらけだ。

それでも。

少しずつ。

私の居場所になり始めていた。