私は少し驚いた。 知らなかった。 歌っていただけなのに。 誰かが聞いていたんだ。 そして。 少しだけ嬉しかった。 おばあさんは道を教えてくれる。 「気を付けて帰るんだよ」 私は深く頭を下げた。 「ありがとうございます!」