「覚えてなくて良かったな」 晋作のその一言が引っかかっていた。 朝からずっと。 絶対何かある。 私は確信していた。 だけど。 誰も教えてくれない。 玄瑞は視線を逸らす。 稔麿は笑う。 晋作は誤魔化す。 怪しすぎる。