君がいた幕末で


「え?」

私は困惑する。

「何かした?」

三人とも答えない。

その反応が逆に怖い。

「ちょっと!」

「何したの私!?」

必死に聞く。

だけど。

誰も教えてくれなかった。

ただ一つ。

全員の顔に書いてあった。

――覚えてなくて良かったな。

その意味を。

私はまだ知らない。