君がいた幕末で


「でも」

稔麿が眠るれなを見る。

「思ったより強いな」

晋作が視線を向けた。

「知らない場所だろ?」

「家族も友達もいない」

「俺なら耐えられない」

その言葉に。

玄瑞も黙った。

誰も否定しなかった。