君がいた幕末で


しばらく静かな時間が流れる。

誰も起こそうとしない。

れなの寝顔は無防備だった。

稔麿が小さく笑う。

「酒弱すぎだろ」

「初めてだったんだろう」

晋作が言う。

玄瑞は呆れたようにれなを見る。

「水と間違える奴があるか」

確かにその通りだった。