君がいた幕末で


「……嘘でしょ」

思わず呟く。

だけど。

目の前の男は不思議そうな顔をするだけだった。

「何がだ?」

私は頭を抱えた。

いやいやいや。

落ち着け。

これは夢。

絶対夢。

そうに決まってる。