君がいた幕末で


「……れな」

晋作が言う。

私は首を傾げた。

「なに?」

「それ何だと思った」

私は湯呑みを見る。

「水?」

稔麿が吹き出した。

玄瑞が額を押さえる。

晋作は天井を見上げた。

嫌な予感がする。

「何?」

「酒だ」

私は固まった。