君がいた幕末で


宴は賑やかだった。

晋作が笑い。

稔麿が話し。

玄瑞が呆れた顔をしている。

私は初めて見るみんなの姿に笑った。

すると。

少し喉が渇く。

近くに置いてあった湯呑みを手に取った。

「いただきます」

ごくり。

一気に飲み干す。

その瞬間。

周囲が静かになった。