君がいた幕末で


私は最後に玄瑞を見る。

玄瑞は黙ったままだった。

「玄瑞?」

呼んでみる。

すると。

玄瑞は少し視線を逸らした。

「……別に」

「えー」

「なんか言ってよ」

私が不満そうに言う。

玄瑞はため息を吐いた。