君がいた幕末で


「は?」

意味が分からない。

私はもう一度自分を見る。

肩が出ている。

足も少し見えている。

でも。

普通だ。

現代では。

「どこが?」

思わず聞く。

すると。

今度は稔麿が視線を逸らした。

「その……」

「普通じゃないんだ」

「珍しいんだ」

私は瞬きをする。