君がいた幕末で


私は自分の服を見下ろした。

白いワンピース。

現代では普通だ。

「他にもあるよ?」

「あるのか」

晋作が言う。

「旅行行く予定だったから」

「旅か」

稔麿が頷いた。

私は得意げに話す。

「着替えいっぱい持ってるし」

「靴もあるし」

「化粧品もあるし」

すると。

なぜか三人とも微妙な顔になった。