君がいた幕末で


私はさらに擦り寄る。

肩へ頬をぐりぐり。

完全に無意識。

甘えている自覚ゼロ。

「れな」

もう一度呼ぶ。

でも返事はない。

眠そうに目を擦るだけ。

そして。

小さく呟く。

「玄瑞ぃ……」

「ん?」

「ひざ……」