君がいた幕末で


「眠いのか」

「ちょっと」

嘘だった。

かなり眠い。

昨夜遅くまで歌を考えていたせいだ。

私は少しだけ玄瑞にもたれかかる。

肩に頭を乗せる。

無意識だった。

眠かったから。